脱原発マンガ 怯えた生活

脱原発マンガ 怯えた生活


そうですね、
阪神大震災の時、私はまだ東京に住んでいました。

その時、わずかな募金とボランティアをした後は、
私は恥ずかしながら、関西の人は大変、神戸の人は気の毒だなと思って
いつもどおりの日常を繰り返していました。


そして約1年前の大震災、原発の爆発・・

たぶん、西日本の多くの人は東日本は大変だなあと思い、

東京の人は東北の人は大変だろうと思い、

福島以外の多くの東北の人は、福島は大変と思って

でも、毎日の暮らしに忙しくって、
いつもどおりの日常を繰り返している  ・・かもしれません。


 でも、海外に住んで日本をみると当たり前ですが

東北と他の日本の間に、

福島と他の県の間に、

どこにも境目なんて、ないんです。

東北の悲しみは日本の悲しみであり、
福島の子供達やお母さん方の悲痛な叫びは

そのまま、日本の親子の叫びとなって、聞こえてきます。

 福島は、日本の原発問題は、まだなにも解決していない。
収束なんてしていない。

 だから私は、微力でも、声をあげ続けたいと思います。

 
 フジテレビのマンガグリルさんで書いています。